ダイエットのために食事制限をしたほうがいいのだろうけど、糖質制限と脂質制限どっちがいいのだろうか?
上記の様な疑問に答えます。本記事の内容は下記の様な感じ…。
- 本質的に食事制限は2択のみ
- それぞれのメリット・デメリット
この記事を書いている僕は、いろいろなダイエットを経験して挫折したのですが、下記の様な感じで成功も経験していたりします。
- 脂質制限 : 体重-9キロ、体脂肪率-3%
- 糖質制限 : 体重-7キロ、体脂肪率-5%
世の中にはいろいろなダイエット方法が存在しているのですが、本質を突き詰めると2種類に分類されると思っています。
そこで今回は、糖質制限ダイエットと脂質制限ダイエットの両方を経験した僕が、「糖質制限ダイエットと脂質制限ダイエットのメリット、デメリット」を解説しようと思います。
記事の前半では「食事制限が2種類しかない理由」を解説しつつ、記事の後半では「双方のメリット、デメリット」を体験ベースで解説していきます。
糖質制限ダイエットと脂質制限ダイエットのメリット、デメリットを知ったうえで自分に合った方法を試してみてほしいです。
【そもそも論】ダイエットは糖質制限と脂質制限の2択ということ
ダイエットには基本的に食事制限が伴うのですが、大きく分けると下記の2種類に分類されることはご存じですか?
- 糖質制限ダイエット
- 脂質制限ダイエット
人間が必要としている三大栄養素にはたんぱく質、脂質、炭水化物(糖質)があるのですが、脂質と糖質(炭水化物)は人間が活動する上でのエネルギー源となります。
蓄えすぎると脂肪として蓄積されるので制限してしまおうというわけですが、脂質を制限すれば脂質制限(カロリー制限)、糖質を制限すれば糖質制限になります。
タンパク質は人間の様々な物質を構成する原料になるので、基本的に制限することはあり得ません。むしろダイエット中でも積極的に摂取する必要があります。
なので基本的にダイエットでの食事制限は脂質制限と糖質制限の二択になってしまいます。三大栄養素の基本的な内容は「筋トレ前後でサラダチキンを食べたい理由!栄養素的には前後でお勧め」を参考にしてみてください。
糖質制限の特徴|糖質の摂取量を減らす
糖質制限の特徴としては炭水化物(糖質)の摂取量を減らすということです。
糖質は人間が活動する上で必要となるエネルギー源になるのですが、摂取しすぎて体内に余ってしまうと脂肪として蓄えられてしまいます。
摂取した分消費してしまえばいいのですが、枯渇させるのは割と難しいのでそもそもの摂取量を減らしてしまおうといった感じです。
極端な例えですが、お肉や魚を中心とした食事メニューになります。
糖質制限のやり方!意識すべきことは4つほど
基本的には炭水化物(糖質)の摂取量を減らせばOKなのですが、同時に意識すべきことが4つほどありますので紹介しておきます。
- 糖質の摂取量を減らす(60g以下)
- 脂質の摂取量を増やす(120g程度)
- タンパク質の摂取量を増やす(体重の1.5倍)
- 摂取カロリーはそこまで意識しない
人間が活動する上で必要なエネルギー源である糖質の摂取量を減らすので、代わりに脂質でエネルギー源を確保する必要があります。
脂質は三大栄養素の中で一番高カロリーなのですが、摂取カロリーを気にしすぎるあまり脂質の摂取量が少ないと、エネルギー不足に陥る可能性もあります。
エネルギー不足を起こさずに、体にしっかり栄養を与えるためにも高たんぱく、高脂質を心掛けるといいと思います。
こちらの「糖質制限に成功!痩せないことはない。むしろおすすめ!【体験談】」記事でも詳しく解説していますので、参考にどうぞ…。
脂質制限の特徴|脂質(カロリー)の摂取量を減らす
脂質制限の特徴としては脂質の摂取量=摂取カロリーの制限ということになります。脂質は三大栄養素の中で一番カロリーが高いので、カロリー制限といった表現もされます。
皆さんが何気なく行う食事制限って大体がこのカロリー制限だと思います。脂質も糖質と同じで余ってしまうと脂肪として蓄えられてしまいます。
ダイエットを行う上での基本原則は下記です。
- 摂取カロリー < 消費カロリー
なので、高カロリーである脂質を制限するといった感じになります。イメージとしては脂質を避けるというよりは、高カロリーの物を避ける感じになると思います。野菜中心の食生活でしょうか…。
個人的には、食べる量を減らさざるを得ないのでかなりしんどいです。
脂質制限のやり方!意識すべきことは3つほど
基本的には脂質をカットするというよりは、摂取カロリーを減らせばOKになります。しかし同時に意識すべきことが3つほどありますので、紹介しておきますね。
- 脂質というよりはカロリーを減らす
- タンパク質の摂取量を増やす(体重の1.5倍)
- 糖質の量はそこまで意識しない
脂質を減らすというよりは摂取カロリーを抑えるといった感じになります。脂質は三大栄養素の中でもカロリーが高いからですね。
タンパク質の摂取量を増やすことを意識しておかないと、低脂質とは言え高糖質になる可能性があります。
こうなると脂質も糖質もエネルギー源となり、消費されない分は脂肪として蓄えられてしまうので、脂肪が落ちにくいイメージです。
脂質制限ダイエットについては「レコーディングダイエットで減量成功!コツとやり方解説【効果ありです】」で解説してます。9キロほどの減量に成功しましたので、参考になるかと…。
糖質制限と脂質制限のメリットデメリット
糖質制限ダイエットも脂質制限ダイエットも両方経験した身としては、糖質制限のほうが圧倒的にやりやすく効果的でおすすめです。※あくまで個人的感想です。
個人的な理由としては、空腹感をあまり感じないので継続しやすいことが一番の理由です。しかし、それぞれメリット・デメリットありますので自身に合ったほうを選択すればいいかと…。
糖質制限における3つのデメリット
糖質制限におけるデメリットは下記の様な感じで3つほど感じました。
- 食費が少しだけ上がった
- 主食や甘いものを食べれない
- おならが臭い&便秘気味
基本的には肉や魚などの高たんぱく食品や、ハムやチーズなどの高脂質食品をよく食べます。さらに低糖質をうたっている食品も割と豊富にあるのですが、少し割高だったりしますので、全体的に食費が少しだけ上がってしまいます。
糖質制限中は主食である炭水化物だったり、甘いものを食べることができないのですが、チートデイを設定すればOKなのでそこまでは気になりませんでした。
チートデイについては「チートデイとは?失敗しないためのやり方と効果解説!「ダンベル何キロ持てる?」第7話感想」で解説してます。参考にどうぞ…。
タンパク質の摂取量を増やすので、おならが臭い&便秘気味になりやすいです。おならに関しては2~3か月ほどで体が慣れるのかおならのにおいも元に戻りました。
便秘気味に関しては、食物繊維を同時取るようにすると改善する感じになります。こちらの商品を毎朝プロテインと混ぜて飲むようにしてからは、気にならなくなりました。
糖質制限における5つのメリット
糖質制限におけるメリットは下記の様な感じで5つほど感じました。
- 肉・魚中心の食生活で空腹感はあまりない
- 慣れてしまえば糖質を欲しなくなる
- あまり摂取カロリーを気にしなくていい
- 低糖質食品は割と豊富に出回ってきている
- 糖質の摂取量が少ないため、体脂肪の減り方は速い
基本的には高たんぱく、高脂質の食生活になるので割と高カロリーの食品を腹いっぱい食べていたりします。なので基本的にお腹が減って辛いということがほぼありません。
さらに最近では割と低糖質をうたっている食品が豊富に発売されているので、飽きることがありません。
糖質制限で最初に辛いのは、主食である炭水化物を食べれないことなのですが、割とすぐに慣れるのか欲しなくなってきます。
エネルギー源である糖質の摂取量を極端に減らすため、体脂肪の減り方は脂質制限とひかくすると圧倒的に速いなという感じもしました。
脂質制限における2つのデメリット
脂質におけるデメリットは下記の様な感じで2つほど感じました。
- カロリー制限のため空腹感との戦い
- 糖質と脂質はそこそこ摂取するため、体脂肪の減り方が遅い
個人的には脂質制限って空腹感との戦いだと思っていたりします。
カロリーの高い食品は避けがちだったりするので、割と少量しか食べないパターンですね。ご飯少しとか…。これが非常につらいなという印象です。
さらに三大栄養素のうちの二つ(脂質と糖質)からエネルギー源を摂取しているからなのか、体脂肪の減り方は糖質制限と比較すると遅いなという印象もあったりします。
脂質制限における2つのメリット
脂質におけるメリットは下記の様な感じで2つほど感じました。
- 食費はそこまで高くない
- 主食などの糖質は少量であれば食べられる
あくまで糖質制限と比較した場合ですが、食費はそこまでかからないイメージです。糖質OFFをうたった商品が高くなっているだけなので、そこまで高いなという感じはしていません。
脂質を抑える分、糖質は摂取しておかないとエネルギー不足で活動できなくなる恐れもあるので、少量ですが糖質もしっかり摂取していました。
まとめ|糖質制限と脂質制限はどちらも痩せれる!
糖質制限ダイエットのデメリットは下記です。
- 食費が少しだけ上がった
- 主食や甘いものを食べれない
- おならが臭い&便秘気味
脂質制限ダイエットのデメリットは下記です。
- カロリー制限のため空腹感との戦い
- 糖質と脂質はそこそこ摂取するため、体脂肪の減り方が遅い
糖質制限ダイエットのメリットは下記です。
- 肉・魚中心の食生活で空腹感はあまりない
- 慣れてしまえば糖質を欲しなくなる
- あまり摂取カロリーを気にしなくていい
- 低糖質食品は割と豊富に出回ってきている
- 糖質の摂取量が少ないため、体脂肪の減り方は速い
脂質制限ダイエットのメリットは下記です。
- 食費はそこまで高くない
- 主食などの糖質は少量であれば食べられる
どちらのダイエットもメリット、デメリット双方あるのが事実です。つまりどちらのダイエットが向いているかというのは人それぞれということになります。
どちらのダイエットが自分に向いているかというのは実際に試してみる必要がありますし、やってみないとわかりません。
上記のメリット、デメリットは実践してみて実際に感じたことなので参考になるかと…。
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