・VESSELの電ドラボールハイスピードについて知りたい
・普通の電ドラボールとどう違うの?
今回はそんな悩みを解決していきます。
僕は「VESSEL 電ドラボール」を仕事で約1年ほど使用してきました。軽微なネジ締め、緩め作業にかなり役立ってくれていたのですが、使い過ぎのせいなのかついに内部のギアが破損してしまいました…。
同じものが欲しいなと思っていたのですが、今回新型の「VESSEL 電ドラボールハイスピード」を見つけたので紹介していきます。
電ドラボールに関するレビュー記事は下記を参考にしてみてください。
電ドラボールハイスピードをレビュー|ざっくり紹介!
まずは電ドラボールハイスピードについて、どんな感じのものか紹介していきます。VESSELが公式に出しているパンフレットでは下記の様に紹介されています。
- 電ドラボールの4倍速い
- 着座時の反動が驚くほど低反動
通常の電ドラボールに比べると、回転速度が4倍で反動が少ないといった感じです。
電ドラボールハイスピードを写真で見てみよう!
今回購入したのは、上記の「電ドラボールNo.220USB-S1」という商品です。内容物は下記の様な感じになってます。
- 電ドラボール本体
- USB充電ケーブル
- +2ビット(100mm)
- 説明書
電ドラボールとハイスピードのスペック比較|【速度4倍・トルク1/5】
電ドラボールハイスピードのスペックを見つつ、従来の電ドラボールと比較すると下記の様な感じになります。
電ドラボールハイスピード | 電ドラボール | |
定格電圧 | DC3.6V | DC3.6V |
定格容量 | 800Ah | 800Ah |
回転速度 | 1200min | 280min |
電動出力トルク | 0.4N・m | 2.0N・m |
手動出力トルク | 10N・m | 10N・m |
本体重量 | 160g | 160g |
大きさ | 140×φ45 | 140×φ45 |
上記の様な感じになります。本体重量から大きさ、バッテリ容量等に違いはありません。
電ドラボールに比べると、回転速度が約4倍となり電動トルクが約5分の1に抑えられています。ネジを締めつける速さが上がった分、締め付ける力は弱くなっています。
電ドラボールハイスピードを実際に使用してみた|
電ドラボールハイスピードを1か月ほど使用してみました。個人的に感じたのは下記の様な感じです。
- 回転速度は十分早い
- 締め付け力が弱いので、持ち手を持っていかれない
- 緩める際にある程度緩めないと、トルクオーバーで動作しない
回転速度はさすが4倍といったところでしょう…。めちゃくちゃ早く感じました。電動トルクもかなり抑えられているので、電ドラボールで感じた「持ち手を持っていかれる」という現象はほとんど見られません。これはかなりありがたいです。
ネジを緩める際に少しトルクが弱いかなと感じることがあります。機器の組み立てなどで、若干ネジが歪んで締め付けられていた場合やネジに負荷がかかっている場合など、緩める際にも力が必要だったりします。
電ドラボールハイスピードの場合は、ある程度手動で緩めないとトルクオーバーで動作しません。その辺は電ドラボールはすいすい回転してくれてました…。
まとめ|電ドラボールハイスピードのほうが使いやすい!
最後に記事の内容をまとめていきます。
- 電ドラボールに比べると回転速度が4倍
- 電ドラボールに比べると電動トルクは1/5倍
- 重さや大きさ、外観は変化なし
電ドラボールが壊れてしまったときは、電ドラボールを購入しようか電ドラボールハイスピードを購入しようか迷っていました。
電気通信の仕事をしており端子盤での作業が多いので、電ドラボールを使っていたときは「もう少し速度が速いほうがいいかな…。」そんな風に感じていました。
同じような仕事をしている人には「電ドラボールハイスピード」のほうが、あっているかもしれません。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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